｢外壁塗装の悪徳業者は実在するの？｣
｢外壁塗装で騙されたニュースを見たことがある｣
残念ながら、外壁塗装の悪徳業者は実在します。依頼主の知識が乏しいことを理由に、法外な金額で契約を結ぼうとしてきます。そのため、外壁塗装を依頼する際は、悪徳業者に騙されないように注意しなければいけません。
今回は、外壁塗装の悪徳業者が使う手口や見抜くためのチェックポイントについて解説します。外壁塗装で悪徳業者に騙されないか不安な方は、ぜひ参考にしてみてください。
外壁塗装に悪徳業者が多い理由
外壁塗装の業界に悪徳業者が多いのには、理由があります。
そもそも外壁塗装は、特定の資格がなくても塗装作業を実施できることです。そのため、外壁塗装に関する専門知識がなくても、業者として振る舞えます。
また、営業しやすいのも、悪徳業者が多い理由です。例えば通話プランなどは情報を聞き出す必要がありますが、外壁塗装の場合は家の外観が目安となるため、ごく自然に訪問営業できてしまいます。
さらに、外壁塗装の知識が豊富な依頼主は少ないため、提案内容を受け入れやすく、騙されやすいと言えます。悪徳業者は依頼主との知識差を誤魔化し、手抜きの提案で法外な金額の契約を結ばせようとするため、注意が必要です。
こうした理由から、外壁塗装には悪徳業者が多くいます。そのため、外壁塗装業者を選ぶ際は、悪徳業者に依頼しないように注意しなければいけません。
外壁塗装の悪徳業者が使う手口7選
外壁塗装の悪徳業者が使う手口として、以下の7つがあります。
それぞれの手口について、詳しく解説します。
訪問営業
1つ目の手口は、訪問営業です。
突然家に訪問してきて、不安を煽るような文句で契約を結ぼうとしてきます。訪問営業する業者は、必要以上の高額なサービスを提案し、即決を求めてくるため、注意しなければいけません。
悪徳業者がどうか見分けるには、サービス内容や見積もり、外壁塗装の知識が乏しいかを冷静に見極める必要があります。煽るような言葉に騙されず、冷静に判断して帰ってもらいましょう。
大幅な値引き
2つ目の手口は、大幅な値引きです。
高額なサービスを値下げして魅力的に見せる手法ですが、値引きは品質低下や不要なサービスの実施などが含まれます。大幅に値引きして、値引き前と同様のサービスを提供できるわけがありません。
数十万単位での値引きはあり得ないため、大幅な値引きを提案された際は、悪徳業者の可能性を疑いましょう。
無料点検の提案
3つ目の手口は、無料点検の提案です。
無料点検の提案は、一見すると良質なサービスに見えますが、無料点検を通じて問題のない箇所を｢修理が必要｣と誤認させるのが悪徳業者の目的です。依頼主が不安を覚えたら、即座に契約を結ぼうとしてきます。
無料点検は悪徳業者が使う手口の1つであるため、注意が必要です。点検内容や結果を冷静に見極め、安全な業者か判断しましょう。
モニター募集
4つ目の手口は、モニター募集です。
塗装の感想や意見をWebサイトに投稿する代わりに、施工料金を低くするという文句で希望者を募りますが、この場合悪徳業者の可能性があります。粗悪な塗装で済ませようとするため、注意が必要です。
『無料』や『値引き』といったフレーズには必ず理由があるため、警戒するようにしましょう。
工事費用の前払い
5つ目の手口は、工事費用の前払いです。
工事費用の支払いは、一般的に工事完了後に行われます。前払いの場合、工事が途中であるにもかかわらず逃げられたり、施工ミスを補填するための費用を追加するよう促される可能性があります。
そのため、工事費用の前払いを提案する業者には注意しなければいけません。外壁塗装を依頼する際は、工事費用の支払い時期を確認しましょう。
自社開発塗料の提案
6つ目の手口は、自社開発塗料の提案です。
外壁塗装で使用される塗料については、日本国内に有名なメーカーがあり、一般的な業者はそれらの塗料を使います。悪徳業者の場合、自社開発の塗料で安さを売りに提案してきますが、自社開発の塗料は信用できないと考えておくのがおすすめです。
日本には、高品質な塗装の助けとなる塗料メーカーがあります。自社開発塗料を提案してくる業者は、悪徳業者である可能性が高いでしょう。
扇動的な契約締結
7つ目の手口は、扇動的な契約締結です。
悪徳業者は、煽るような言葉で住人に不安を抱かせ、契約を締結させようとします。雨漏りや倒壊、外観の劣化などを指摘してきますが、多くの場合具体性に欠けていますし、時間をかけて点検しないと明確なことは分かりません。
不安を煽られると契約したくなるかもしれませんが、冷静になる必要があります。契約を急がすような業者は100％悪徳業者であるため、注意しましょう。
悪徳業者を事前に見抜く3つのチェックポイント
悪徳業者に騙されないためには、契約を結ぶ前に見抜くのがベストです。そのために、以下のチェックポイントを押さえる必要があります。
それぞれのチェックポイントについて解説します。
会社所在地や業者の保有資格の確認
悪徳業者を見抜く手がかりとして、会社所在地や業者の保有資格を確認するのがおすすめです。
信頼できる業者は、透明性を持って所在地を公開し、適切な資格を保有しています。逆に、所在地が不明瞭で資格情報が確認できない業者は、悪徳業者である可能性が高いでしょう。
適正な施工を受けるためにも、業者選びではこれらの情報を徹底的にチェックすることが重要です。確認作業を怠ると、悪質なサービスに巻き込まれるリスクが高まるため、事前のリサーチには時間をかけましょう。
見積書の具体性
見積書に具体性がない業者には注意が必要です。粗悪な塗装が施される可能性があります。
一般的な業者であれば、作業内容、使用材料、工期、費用といった内訳を明確に記載した見積書を提出します。悪徳業者の場合、曖昧な記載や不明瞭な費用が目立ち、具体性に欠けるのが特徴です。
見積書に具体的な詳細が記されているかを確認することで、透明性があり高品質なサービスを提供する業者を選べます。
担当者とのコミュニケーション
悪徳業者であるか見抜くには、担当者とのコミュニケーションに注目しましょう。顧客の疑問に明確に答え、サービスの詳細や費用についても具体的に説明してくれる担当者は、透明性があると言えます。
逆に、曖昧な回答や不明瞭な契約条件を提示する業者は、悪徳業者の可能性が高いでしょう。悪徳業者は親密な信頼関係を避け、素早く契約を成立させようとしてきます。
担当者とのやり取りで、業者の信頼性やサービス品質を見極めることが可能です。コミュニケーションを通じて、業者の専門知識やサービスの具体性を確認しましょう。
悪徳業者が尋ねてきた時の対処法
外壁塗装では営業がしやすいため、悪徳業者側から尋ねてくることもあります。悪徳業者が尋ねてきた時の対処法として、即決しない、きっぱりと断ることが大切です。
契約を急がせる悪徳業者は、外壁塗装をしないことで被るリスクを挙げ、不安を煽ってきます。これらの手口は、顧客に外壁塗装を即決させ、契約を結ばせるのが目的です。悪徳業者に騙されないためには、即決しないのが有効です。
また、曖昧な反応を示すと、悪徳業者は再度尋ねてくる可能性があります。｢外壁塗装を依頼しません｣という明確な態度できっぱりと断ることで、悪徳業者は諦めるかもしれません。
尋ねてくる業者自体、100％信頼できるとは限りません。訪問営業する業者には疑いの目を持ち、徹底したリサーチや質問を繰り返すことで、業者が信頼できるかどうかを見極められるでしょう。
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地域に密着し実績のある業者は、悪徳業者である可能性は低いと言えます。外壁塗装業者選びで迷っている方は、空創工房リ・メイクハウスを検討してみてください。
まとめ
この記事では、外壁塗装の悪徳業者が使う手口や見抜くチェックポイントについて解説しました。高品質な外壁塗装が実施できるかどうかは、依頼する業者の質に大きく依存します。
悪徳業者の場合、高品質なサービスは期待できません。そのため、手口やチェックポイントを把握し、信頼できる業者か見極められるようになる必要があります。
悪徳業者が存在するということを理解した上で、慎重に業者を選びましょう。この記事が悪徳業者を見分けるための参考となれば幸いです。
